タイのラブコメディー映画「イェーム・ヤソトーン」公開中 (9月12日)

イェーム・ヤソトーン
以前にも紹介した、「オンバーク」「トムヤムクン」の助演で人気のコメディアン、映画俳優「マム」の監督主演作品「イェーム・ヤソトーン」の公開がされました。
この作品の内容はというと、タイのイサーン(東北)地方にある農村・ヤソートンが舞台です。2組の男女のラブコメディ。

イェーム(マム)動物好きの農夫と、お金持ちの家で、そこの娘の付き人として働くジューイ。ジューイは、動物を愛するイェームに夢中。でも、全面あばた面、鼻の下に大きなホクロがあるせいもあって、イェームはまったく相手にしようとしていない。2組目はイェームの甥・トーンと、ジューイがかしずいている金持ちの娘・ソーイ(どちらも美形)。お互いに惹かれあい、いちゃいちゃしているが、ソーイの母親は「金持ちは金持ちと、貧乏人は貧乏人と結婚すべき」という考え方。トーンとソーイを引き離し、金持ちの息子との縁談を強引に進めようとしている。母親隠れてトーンに会い続けるソーイだが、ある日の朝帰りが母親のばれ、ソーイは付き人のジューイともどもバンコクの親戚の元に送られてしまう。離れ離れになったイェームとジューイ、トーンとソーイ。イェームはジューイと離れて初めて、彼女の存在の大切さに気づき、思い焦がれるようになる。

あらすじだけ聞くと、昔に流行ったメロドラマ風ラブストーリーなのですが、この映画の特徴は、その舞台設定と色彩、そしてコメディアンならではの演出で、それをまったく違ったコメディにしてしまっているところ。

時代設定はだいたい、40年以上前?!
しかも、タイのド田舎のヤソートンが舞台です。方言バリバリ。90%以上の台詞がイサーン語です。

さらに色彩もすごい。、ド派手に原色の服(60年代、70年代?!)ばっかり着ている。、フィルムにも着色して、全てがレトロな色彩になっています。

これにコメディアン「マム」ならではの笑わせる台詞回しに、演出が加わって、新しい(古い?)感覚のラブコメディになってます。

ちなみに、バンコクに上京するシーンがあるのですが、数十年前の当時の映像をバックに合成しています。(もろに、合成とわかるように)これもまた笑えます。

単純明快でわかりやすい映画です。日本でも上映してほしい映画です。
(日本上映きたいしています。)

個人的に「マム」は、タイの「ビートたけし」になってほしいですね。コメディアンと映画監督、俳優。今後とも彼の映画に期待しています。

 

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